JSMO 公益社団法人 日本臨床腫瘍学会

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お知らせ

JSMO/KFCR* 公募型若手研究助成について

近年、研究に必要な費用の高額化、新専門医制度、研究の多様化等を背景に、がん研究をめざす若手の研究者が減少傾向にあり、優れたアイディアを持ちながら、研究費が獲得できないことが原因で研究の推進が困難な状況にある若手研究者も多い状況にあります。
それらの若手研究者を支援するために、博士号取得後から5年以内の研究者を対象とした研究助成事業を、KFCR(Kobayashi Foundation for Cancer Research、小林がん学術振興会)と連携して実施します。
がん薬物療法、がん治療に関する研究を行う博士号を取得して間もない若手研究者助成を行うことにより、がんの治療法の成績向上及び進展に寄与し、さらに、次世代のリーダーの育成にも寄与することを目的とします。

つきましては、下記要領にて本研究助成の募集を行います。
対象となる会員の皆様におかれましては、奮ってご応募いただきますようお願いいたします。

【応募の概要】

当学会の研究助成は、がん薬物療法、がん治療分野の研究者個人を対象に、以下のように行ないます。

  • 金額:1件 100万円(合計10件)
  • 応募資格:博士号取得後から5年以内
    (但し、博士号取得後に、相当な理由(出産育児を含む)により研究から離れざるをえなかった場合には、その期間を除くことができる。企業に籍をおく研究者は対象外)
    ※過去に本研究助成を受けた者は応募ができません
  • 研究対象:がん薬物療法、がん治療に関する研究
  • 応募期間:2025年8月5日(火)~9月26日(金)
  • 応募締め切り:2025年9月26日(金)17:00(時間厳守)
  • 選考方法:日本臨床腫瘍学会賞等選考委員会において選考、KFCR選考委員会で二次選考、KFCR理事会で決定
  • 選考結果:2026年1~2月頃、通知
  • 研究助成金の交付時期:2026年3~4月末頃
  • 研究助成金贈呈式:2025年3月27日(金)※予定
    第23回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO2026)
    研究助成決定者は研究助成金贈呈式へのご出席をお願いします。
  • 結果提出期限:2028年3月31日(助成から2年程度)
  • 申請書書式:KFCR若手研究者助成申請書
    ※研究業績(論文,学会発表,研究歴,留学歴など)については「5. 申請者の略歴・業績など」に記載ください
  • 申請書提出先および問い合わせ先:公益社団法人日本臨床腫瘍学会事務局(jsmo@jsmo.or.jp)

【研究助成金交付条件】

研究助成金の交付が決定した場合、次の条件が付されます。

  • 申請書の内容のうち次の事項を変更しようとする時は、予め日本臨床腫瘍学会の承認を受けなければなりません。
    ・申請者の氏名
    ・所属機関または所属機関における地位
    ・研究の目的、内容および研究実施計画
  • 研究を中止または廃止する時は、日本臨床腫瘍学会の承認を受けなければなりません。
  • 助成を受けた研究者の氏名、所属機関、研究課題、研究助成金贈呈式の写真及び研究結果を、KFCRのホームページ、会誌『展望』等に公表します。
  • 助成金の使用期間は特に定めておりません。

研究結果および収支報告の提出

  • 研究助成金の交付を受けた研究者は、2028年3月31日までに研究結果報告書を提出して下さい。
    研究結果報告の遅れが予想される場合は、日本臨床腫瘍学会に理由書を提出し承認を受けて下さい(理由書の書式は問いません)。
  • 研究助成金の交付を受けた研究者は、2028年3月31日(助成から2年程度)までに収支報告書(様式は自由)を日本臨床腫瘍学会に提出して下さい。
  • 本研究に関して学術雑誌に発表する場合は、「JSMO+KFCR* 若手研究助成」の助成による旨を書き添え,リプリントのPDFを日本臨床腫瘍学会に提出して下さい。

その他

  • 個人情報は当法人の研究助成事業遂行の範囲内でのみ利用します。
  • 論文不正が認定された場合は、不正の程度に応じて厳正に対処し助成金の返還請求、その後の応募をお断りする事があります。