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がん薬物療法専門医制度説明会における代表的な質疑応答集

Q1.基盤学会に該当する外科系がない耳鼻咽喉科などの専門医は、機構専門医に統一された場合どうなるか?

現状のままでは機構認定資格の維持が難しくなる可能性があるが、耳鼻咽喉科などの基盤学会専門医にも制度に加わってもらう設計を検討中です。専門医機構からも協議を進めるよう意見をいただいています。学会専門医と機構専門医の一本化は当面先になる見込みですが、既存の学会認定専門医が継続して専門医資格を保てるよう制度をブラッシュアップしていく予定です。

Q2.サブスペシャルティ(内科専門医→呼吸器内科専門医)取得中の段階で、がん薬物療法専門医の研修を並行して進められるか、年度を分ける必要があるか?

がん薬物療法専門医は連動研修領域ではなく通常研修領域のため、同時研修は現状できません。臓器別専門医取得後にがん薬物療法カリキュラムの専攻医となる形になります。若手医師にはぜひ取得を目指してほしいと思います。

Q3.内科の公的認証は今後何で行うのか。がん薬物療法専門医は腫瘍内科医か。患者さんが専門医の情報を見て判断するのか?

公的認証は将来的に機構認定専門医に一本化される見込みです。がん薬物療法専門医=腫瘍内科とは限らず、呼吸器内科や消化器外科出身等の専門医も多く在籍します。専門医名簿は今後ホームページで公開される予定です。

Q4.研修施設における「専門研修管理委員会」の構成員・人員などの規定はすでにあるのか、今後学会から示されるのか?

「専門研修管理委員会規約モデル文書」を作成済みです。(構成員は第3条に規定)。一部わかりにくい点についてQ&Aも作成中で、今後修正していく予定です」。学会ホームページに掲載します。

Q5.血液内科など基盤学会にかかわらず、内科研修中に経験した症例をがん薬物療法専門医の症例として使用できるか、また内科専門医取得後〜がん薬物療法専門医志願までの「空白期間」の症例をレポートとして使用できるか?

血液内科専門医プログラム中の症例は使用不可です。血液プログラム修了後、がん薬物療法領域の専攻医(最短2年〜最長5年)として新たに症例経験を積む必要があります。この扱いは呼吸器内科・循環器内科など他のサブスペシャルティでも同様です。空白期間についても、他サブスペシャルティ領域と同様に専攻プログラムに入り研修を開始いただくことが可能です。

Q6.外科専門医を基盤としてがん薬物療法専門医を取得したが、現在は腫瘍内科に転科しており、外科学会については認定登録医となっている。このような経歴の場合、日本専門医機構認定の専門医へ移行できるか。
今後、がん薬物療法専門医資格を維持するために必要な要件や手続き、経過措置の有無について、また、機構認定専門医への移行ができない場合、現在の学会認定専門医資格を継続して維持できるのかについて教えていただきたい。

機構認定制度においては、認定登録医は、基本領域の専門医資格に含まれておりません。したがいまして、まずは、外科学会の定める要件を満たし、機構認定の外科専門医へ移行いただく必要がございます。
現在の学会認定専門医資格についてはしばらく(期間は未定)継続して維持は可能です。移行時にはできるだけ事前にホームページ等で周知する予定です。