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お知らせ

2005年11月02日
「がん治療認定医」に関するお知らせ

2005年10月28日

秋も深まりつつありますが、先生方には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

NPO法人日本臨床腫瘍学会では、来る2005年11月19日、20日に第一回がん薬物療法専門医認定試験を行います。

一方、日本医学会より提示されました「がん治療専門医をめぐっての提言(2005年6月30日)」に基づき、日本癌学会、日本癌治療学会およびNPO法人日本臨床腫瘍学会が共同で「がん治療認定医」の具体化を行う作業も始まろうとしております。

NPO法人日本臨床腫瘍学会のスタンスを①日本医学会からの提言に対するNPO法人日本臨床腫瘍学会の回答 PDF(高久史麿会長宛:2005年8月18日)および②2005年9月19日に行われました、日本癌学会、日本癌治療学会、NPO法人日本臨床腫瘍学会、全がん協の代表による会合における基本的合意案としてホームページに掲載致します。
これらの内容を要約しますと、①日本医学会のがん治療専門医制度検討委員会の提言を受け入れる、②NPO法人日本臨床腫瘍学会の専門医を「がん薬物療法専門医」と呼称し、3学会による「がん治療認定医」とは別に独立して認定する、③「がん薬物療法専門医」の認定に際して3学会による「がん治療認定医」の認定を必須としない、④3学会による「がん治療認定医」と本学会の「がん薬物療法専門医」の位置づけについては現在は取り決めないこと、などであります。現時点で3学会による「がん治療認定医」の具体的内容につきましては、全く未定の状況です。今後、資格認定に必要な制度規則・施行細則の制定、カリキュラムの作成、教育セミナーの実施などをどのように行うかについて、3学会の代表によるワーキンググループで検討が開始される予定です。
NPO法人日本臨床腫瘍学会の「がん薬物療法専門医」は11月の資格認定試験に合格した場合、2006年4月より広告が可能になる予定です。一方3学会による「がん治療認定医」は、取得しても広告の対象とはなりません。
詳細は上記文書に記載されておりますので、これらをご一読の上、疑問点がございましたら事務局までご連絡下さい。

日本医学会からの提言に対するNPO法人日本臨床腫瘍学会の回答 PDF
第1回がん治療認定医WG会合基本合意(案)

NPO法人日本臨床腫瘍学会
理事長  西條長宏