お知らせ

トップページ > お知らせ > 専門医制度に関するお知らせ > 暫定指導医資格認定の終了と広告の禁止ついて

専門医制度に関するお知らせ

2018年11月30日
暫定指導医資格認定の終了と広告の禁止ついて

日本臨床腫瘍学会は、先日、「がん薬物療法専門医制度」が日本専門医機構の「サブスペシャルティ専門医」として承認されたことを受けて、「暫定指導医」の資格認定を終了することを決定いたしました。暫定指導医には専門医制度発足時より、多くの専門医、指導医の育成にご貢献をいただきましたが、専門医数、指導医数の増加の中で一定の役割を終えたと判断いたしました。

具体的には、2018年度(今年度)の暫定指導医資格認定申請を最後とし、来年度以降は、暫定指導医(新規、及び更新)申請の受付を中止いたします。尚、現時点で暫定指導医認定を受けている方は、その認定期間満了までは有資格者であります。

現在の「認定研修施設」要件では、「有資格者(専門医・指導医・暫定指導医)の在籍2名以上」が必要とされています。今後は、新専門医制度の規定に沿って、有資格者の在籍数によらず専攻医教育にご協力いただく、新たな認定施設のカテゴリーの追加について検討して参ります。皆様のご理解とご協力をお願い申しあげます。

「暫定指導医」は、当初より、「認定研修施設」の維持・管理のために設けられた暫時的な資格であり、指導医や専門医への移行措置はありません。又、その広告を禁じております。ひき続き、「日本臨床腫瘍学会、暫定指導医」という表記、掲載、広告については行わないようお願い申し上げます。暫定指導医に関する広告をみとめた場合は、学会よりご本人にお知らせする場合がございます。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

理事長  南 博信
がん薬物療法専門医制度委員長 田村 研治
指導医審査部会長  室  圭