第1回 医学生・研修医のための腫瘍内科学セミナー

■第1回医学生・研修医のための
腫瘍内科学セミナー報告

セミナー報告 Hグループ

今回、2018年7月28日から29日の2日間、公益社団法人日本臨床腫瘍学会様が主催する「医学生・研修医のための腫瘍内科学セミナー」に参加させて頂きました。参加者は学生~後期研修医と幅広く、場所は夏の琵琶湖湖畔という最高のロケーションで開催されました。
 セミナー報告私がセミナーに参加した理由は3つあります。1つ目は、腫瘍内科という仕事をもっと知ってみたかった事。漠然と興味はありましたが、周りにロールモデルのいないこの診療科についてもっとよく知りたいと考えていました。2つ目は、がん治療についてもっと勉強したかった事。今や日本人の2人に1人ががんに罹る時代です。今後も医師を続ける上で、我々はがん治療から逃れる事は出来ません。3つ目は「夏の琵琶湖!しかも交通費も支給!勉強もさせてもらえるし、楽しそう!!」という単純で不純な動機だったように記憶しています。
 セミナーの内容は、大きく分けて講義とグループワークがありました。講義では腫瘍内科という診療科の紹介から、がんの診断・基礎的な治療法について、今後のがん治療の発展など非常にバラエティに富んでおり、レベルも医学部高学年~後期研修医に合わせ、基礎的な内容が多く、非常に分かりやすかったです。グループワークでは各グループにファシリテーターの先生が配置され、手厚くご指導頂く事ができ、とても勉強になりました。また同世代の先生方や学生の方とお話する機会が多く、多くの刺激を頂く事が出来ました。講義以外にもがん患者様の講演会やピアノの演奏などがあり、医師としてがん治療に携わるという事がどういう事か、深く考えさせられる濃厚な2日間でした。
 セミナー報告今回のセミナーを通し、良き先生方、良き友に出会い、貴重な経験をさせて頂く事が出来ました。もし腫瘍内科やガン治療に少しでも興味があるのならば、このセミナーへの参加をお勧め致します。最後になりましたが、今回、貴重な機会を与えて下さった公益社団法人日本臨床腫瘍学会の皆さまに深く感謝致します。今回の経験を、今後の医師人生に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。  

自治医科大学附属さいたま医療センター
研修医2年 谷口順平


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