ご挨拶
腫瘍内科の未来を創るのは君だ!
腫瘍内科とは、がんを抱える患者さんを支え、最善の治療を行う診療科。年間約100万人が新たにがんに罹患し、多くが、腫瘍内科医を必要としていますが、その需要に応えるためには、皆さんの力が必要です。
腫瘍内科は、内科の中でも特に重要な分野で、近年の進歩が著しく、今後もさらなる進化が続きます。日本ではまだ歴史が浅く、固定されたレールはありませんが、レールに縛られることなく、大空に羽ばたけば、そこには無限の可能性があります。
日本臨床腫瘍学会では、毎年夏に、びわ湖を臨む大津プリンスホテルで、1泊2日の「医学生・研修医のための腫瘍内科セミナー(MOS)」を行い、多くの腫瘍内科医を輩出してきました。今年も「#MOS25夏」を開催します。魅力的なプログラムを用意して、皆さんをお待ちしています。
腫瘍内科に興味のある医学生、研修医、専攻医の皆さん、この夏、びわ湖に集いましょう。同世代の仲間や、道を切り拓いてきた先輩腫瘍内科医とともに、「皆さんの夢」と「腫瘍内科の未来」を語り合いましょう。
新専門医制度の混乱もあり、不安を感じている方も多いかもしれませんが、制度上の問題は、私たちが解決しますのでご安心ください。たとえ制度が揺れようとも、けっして、腫瘍内科の必要性が揺らぐことはありません。
腫瘍内科医を志す仲間がいる。
真の腫瘍内科医育成に意気込む指導医がいる。
そして、世界中のがん患者さんが、君を待っている。
腫瘍内科には無限の可能性がある。
この夏、びわ湖で、夢と未来を語り合おう。
腫瘍内科の未来を創るのは君だ!
日本臨床腫瘍学会 専門医部会長
医学生・研修医のための腫瘍内科セミナーワーキンググループ長
がん研究会有明病院 院長補佐
高野 利実