医学生・研修医のための腫瘍内科セミナー

ご挨拶

今や日本人の2人にひとりががんに罹り、3人にひとりががんで亡くなる時代となり、腫瘍内科医は欠かすことのできない存在です。腫瘍内科医は、臓器横断的に様々ながん種における診断や治療、支持療法や緩和ケアに精通し、がん医療のチームリーダーを務める存在です。特にがんの薬物療法は、殺細胞性抗がん薬や分子標的薬に加え免疫チェックポイント阻害薬の登場により、日々進歩しており、腫瘍内科医が最も活躍することが求められる場です。さらに、2019年6月からは遺伝子パネル検査が保険収載され、がんゲノム医療が保険診療として全国的に開始されることになり、腫瘍内科医に求められる知識やスキルが益々増えるとともに、腫瘍内科医に対する社会的ニーズや期待も日増しに高まってきています。ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」でも腫瘍内科医が取り上げられ、社会的認知度も劇的に上昇しています。
 そこで日本臨床腫瘍学会では、将来腫瘍内科を目指す医学生や研修医のかたに腫瘍内科と触れ合うきっかけにしてもらうことを目的に、「医学生・研修医のための腫瘍内科学セミナー」を平成30年から開催しています。第1回目セミナーは7月28日・29日に琵琶湖に隣接する大津プリンスホテルで行われ、台風に直撃されたにもかかわらず90名近いかたに参加していただき、熱いディスカッションを交わすとともにお互いの交流を深めることができました。第2回目は平成31年3月16日・17日に、第3回は令和元年7月27日・28日に同じく大津プリンスホテルで開催し、多くの方々に参加していただきました。今回は4回目のセミナーで令和2年6月20日・21日にこれまでと同じ大津プリンスホテルで開催を予定しています。
 がん医療に興味がある!将来腫瘍内科を目指したい!もっとがん医療のことを勉強したい!と思っているあなた、是非ご参加ください。初夏の琵琶湖でお目にかかれることを楽しみにしております。


日本臨床腫瘍学会
医学生・研修医のための腫瘍内科セミナーワーキンググループ
ワーキンググループ長
矢野 聖二

金沢大学附属病院 がんセンター
金沢大学がん進展制御研究所/腫瘍内科