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2005年04月21日
毎日新聞の誤報について

平成17年4月21日

初夏のシーズンとなってまいりましたが先生方には益々ご清栄の事とお慶び申しあげます。
本日、毎日新聞の一面に報道されました“臨床腫瘍学会と癌治療学会が共同で抗がん剤に関与する専門医制度の認定基準を作る”という記事に関しましては誤解を招く点が多くございますのでご連絡申しあげます。特に“来年秋までに、抗がん剤の使用法や副作用の対処、緩和医療のあり方などについて共同で専門医試験を実施。合格した医師を専門医と認める。名称は「がん薬物療法専門医」などになる見通しだ”という文章につきましては全く根拠のない記事であり、毎日新聞の誤報でございます。
癌治療学会理事長との折衝は行っておりますが私の理解では両学会の専門医制度の位置付けを明らかにするということが今後の課題としてとりあげられています。もちろん今後とも話し合いは続ける予定です。また、認定基準を一本化するということになれば当然臨床腫瘍学会の基準に合わせるべきと思われます。
日本臨床腫瘍学会の専門医制度および試験の日程に関しましては従来の予定通りであることをご連絡申しあげます。

特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会
理事長  西 條 長 宏