ごあいさつ

日本臨床腫瘍学会は毎年、2日間コースのAセッションと1日間コースのBセッションの教育セミナーを開催しています。AセッションとBセッションは両方を受講することにより総論から各論まで臨床腫瘍学の全体をカバーできるようにプログラムされています。

本教育セミナーは、両セッションを受講することが日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医の資格を取得する必須条件であり、また資格更新に必要な単位取得の場にもなっています。さらに、がん薬物療法専門医の取得や更新のためだけでなく、毎年up-dateされる臨床腫瘍学の講義はがん薬物療法を担当する臨床医にとって、新しい情報を得るのに十分役立つよう企画しています。

今回のAセッションでは、近年大変な注目を集めている免疫チェックポイント阻害薬の治療を行う上で必要な基礎的内容を新たに「腫瘍生物学Ⅱ」のなかに取り入れました。また、疾患や治療薬の多い「白血病」の講義時間を延長しました。

今後さらにより充実したセミナーとなるため、是非ご意見をいただければ幸いです。

本年度Aセッションは3月4日(土)~5日(日)、Bセッションは7月30日(日)での開催を予定しております。是非皆様のご参加をお待ちしております。

公益社団法人日本臨床腫瘍学会
教育セミナー運営部会長
矢野 聖二

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